2021/03/29
8歳、トイプードルの男の子の症例です
背中の痛み、後ろ足のふらつきを主訴に来院されました。
問診、触診で胸腰部脊髄疾患（グレード１−２）が疑われました。
内科治療で経過観察していたところ、後ろ足の麻痺が進行し起立・歩行が困難（左後肢グレード３、右後肢グレード４）になってしまったため、MRI検査を行うことにしました。
MRI検査では腰の２番目と３番目の骨の間で椎間板ヘルニアがあることがわかりました。
椎間板ヘルニアは飛び出た椎間板物質を外科的に切除することにより改善が認められるため、手術を行いました。
術後２日目には歩行が可能になり、現在はリハビリをしながら、経過観察しています。
