2020/11/29
11歳、トイプードルの男の子の症例です。
尾に大きなできものができ皮膚が自壊(皮膚が潰瘍を起こした状態)してしまい来院されました。
できものは大きく、自壊した部分は強い臭気と滲出液で飼い主様はお困りになられておりました。
超音波検査、レントゲン検査で転移の有無を確認しQOL(生活の質)の向上とできものの診断を目的として、断尾術を行いました。
術後、病理検査では悪性毛包上皮腫、完全切除、脈管浸潤なしと診断されました。
大きなできものがなくなり本人も楽になったようで、現在は経過観察とし元気に生活しています!